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千円のダイソースピーカーにはイコライザーを設定するべし

ダイソー1,100円のBluetoothスピーカーの音は、イコライザーを使用することで化けます。「これダイソーだっけ?w」って驚くことになるでしょう。

イコライザーとは

イコライザーとは音の出方を変えられる機械あるいはソフトウェア

この記事で説明するイコライザーとは、音の出方を変化させるソフトウェアのことを指しています。

音響機器のイコライザー (Equalizer) とは、音声信号周波数特性を変更する音響機器である[1][2]。イコライザーを使って、音声信号の特定の周波数帯域 (倍音成分や高調波成分あるいはノイズ成分)を強調したり、逆に減少させる事ができ、全体的な音質の補正(平均化)や改善(音像の明確化など)、あるいは積極的な音作りに使用される。

イコライザー (音響機器) - Wikipedia

オススメの設定はバスブースト+低音&高音持ち上げ

Youtube Musicのイコライザー

検証はGoogle Pixel 6 Proで行いました。低音(60hz)を多めに持ち上げて、高音(14Khz)をその半分ほど持ち上げることでドンが強めのシャリ感のある音になります。

あとはバスブーストを最大まで上げることで、より低音がクッキリ、高音シャリの不快感がキレイに消え、低音強めのくっきりぱっきりしたビートが響き渡ります。

サラウンド音声については、違和感のないところまで上下させるのが良いでしょう。あんまり上げすぎると、エコーがかかったような変な音になってしまいます。

ちなみに、1台でも十分な音質なので2台も買う必要はないと思います。

オススメは2台でステレオ化してしまうこと

ダイソースピーカー1000円はステレオにするとさらに化ける

ホワイトカラーで統一してみた

2台で音を鳴らすことでさらに迫力が増します。1台だけでも1,100円とは思えないような良い音が鳴るんですが、2台にすることで左右のスピーカーからステレオで聴こえる臨場感がプラスされます。きちんと音の定位(音の位置)が取れていて、画面のどこから音が鳴っているのかが分かりやすいです。

この音がどれくらい迫力があるのか?を実験してみたところ、およそ30㎝くらいまでなら、肌まで音の振動が伝わってくるんですよね。音の圧力を感じてみたい方は、なるべく大きめの音を出してみてください。(小さい音だと感じにくいかも)

ちなみに、サラウンドステレオ、7.1chみたいな高度なことはできないです。あくまでもステレオスピーカーとしてお楽しみください。

それにしたって、1,100円でしかもダイソーが販売しているBluetoothスピーカーが、ここまで強いなんて想像もしなかったです。どんな音なのか気になる、という好奇心だけで手にしてみましたが、今年買ってよかったもののトップ10くらいには入りそうですね。

これ以上の音質のBluetoothスピーカーはいくらでもあるけれど、けっこうな値段がしそうな気がしています。それこそ1万円以上のものを買わないと、どれも似たり寄ったりでコスパが悪いんじゃないかなぁ・・・と思うわけです。

あれば良いけど、イコライザーは絶対ではない

素のままの音でも十分な音質。だけど、重低音が欲しいよ!って場合に使えるということです。イコライザーがなくても、お値段以上の音が出るので面倒な人はパスしても良いかもですね。ただ、個人的にはイコライザー設定して、お値段の3倍くらい?の音を聴いてもらいたいと思います。

もしイコライザーを設定するのが面倒、インストールされていないなどの理由でイコライザーを諦める場合は、SONYの「SRS-XB13」がオススメです。6,000円ほどですが音が良くTWS(True Wireless)に対応しています。ただ、ちょっと音が小さい?とかレビューをチラホラ見かけるので、気になる場合はヨドバシとかビックカメラなどで実機確認をしてみるのが良いかもですね。

気になったところ

起動時・シャットダウン時の音が、目覚まし級

電源のオンオフで効果音が鳴るんですけど、それがすっごくうるさいんですよね。「テン・テンテロン♪」って感じの音が、大音量で鳴るんですよねぇ。音量は調整できないので、注意が必要です。睡眠中の人が居るところでは絶対にNGです。目覚ましかってくらい音が鳴ります。

乾電池式にしてほしかった

内蔵バッテリはリスクがあり管理に気を遣うし、バッテリの寿命=製品寿命なので、取り扱いに神経質になりがち。乾電池もリスクはあるので管理には気を遣うけど、スピーカー本体から自分で取り出せるメリットがある。それに内蔵バッテリの取り外しはサポート外なので万人に奨められることでもありませんね。

そんなわけで、僕は乾電池派なわけなんですが、どうにか乾電池式の再販をお願いしたいところですね。

乾電池のソケットを付けるより、内蔵バッテリのほうが安価で済むのかもしれないけど、使用する側からすれば大きなお世話というか、価格を上げてでも乾電池式にしてほしかったですね。

まとめ

税込み1,100円で買えるダイソーBluetoothスピーカーは、イコライザー設定しつつ2台接続すると、とんでもなく美麗な音を奏でる激安スピーカーに化けました。

2台揃えても2,200円(税込)ですので、あまりお金をかけたくない人にはオススメです。