ベアのす

ガジェットと雑記と、ダイソーと生きていくブログ

使用するシーンを選ばない万能なモバイルキーボード iClever IC-BK08

IC-BK08
IC-BK08

コロナ対策で自宅警備員に転職したQumataです。

テレワーク向けではないのですけど、おうちでも使えるモバイルキーボードを紹介します。

ひとことで表すなら、デキスギ君。キーボード1つで、マウスをカバー。IC-BK08があれば、とりあえずのPC操作はすべてこなせます。とにかく万能です。

Qumata評価:85点(100点中)

9つの特徴

IC-BK08折りたたみ式
タツキを抑えられるフットスタンドが付いている
  1. 折りたたみ式
  2. タッチパッド付き
  3. ロングライフバッテリー
  4. 高耐久(300万回の打鍵テストをクリア)
  5. アルミジャケット
  6. コンパクトかつ軽量
  7. パンタグラフ式キースイッチ
  8. 3台までのマルチペアリング
  9. オシャレで清潔感がある

使い勝手について

小型キーボードの宿命「狭い」という致命的な特徴があります。慣れてしまえば問題ないですけど、フルサイズのキーボードと比べると、打鍵感は劣ります。指を置くスペースが狭くてタイプミスが多くなりがち。数字キーが小さく打ちづらいですし、記号キーの配列が特殊でキーに目を落とさないといけません。なので、決して使いやすいというわけではありません。むしろ扱いづらい部類に入るんじゃないでしょうか。

タッチパッドが付いて操作しやすい
どこまでも純白な IC-BK08

とはいえ、タッチパッドが付いている、コンパクトで置き場に困らない、マルチペアリングに対応しているなど、IC-BK08 ならではの特殊性があります。マウス要らずでPCを操作するなんて、普通のフルサイズキーボードでは実現できません。IC-BK08の良さは、いつでもどこでも気兼ねなくタイピングができ、なおかつデスクワークがキーボード1つあれば事足りてしまうところ。

外出先へ持っていくならコレ一択ですが、個人的にはもう少し大きくても良いです。キーピッチを改善して、記号キーの配置にも余裕をもたせれば、万能ではなく最強のキーボードになるのは間違いありません。ぜひ、iCleverさんには真摯に受け止めていただければと思います。

ポケットサイズの万能キーボード

まず、折りたたむとズボンのポケットに入っちゃうんですよね。Kindleなど7インチくらいのタブレットスマホと同じサイズ。これだけコンパクトなら、収納場所を選ぶ必要がないですし、どこへでも収納できます。例えば、僕の場合はサコッシュに入れて持ち運んだり、スマホと重ねて小脇に抱えたりします。約200gしかないので、スマホが1台増えたと考えれば軽いもんでしょう。

ズボンのポケットに入れないんかい!ってツッコまれそうな気がしますけど、やっぱしちょっとデカイんですよ。欧米サイズの身体ならともかく、純日本人の小柄なズボンだと収まりが悪い。ジャケットなら無理がないので、入れてみても良いかもしれません。

フルサイズキーボードとの比較
フルサイズの東プレ REALFORCEと比較

これだけ小型ならば、「置き場なんてないでしょ!」とフルサイズのキーボードを買おうとして怒られたお父さん、それから学生の諸君には強い味方なんじゃないでしょうか。PCやスマホタブレットを複数台持ちしているのであれば、これ1つで全部まかなえるよ!とマルチペアリングの利便性を強調して言えば、買っても怒られないんじゃないでしょうか。

バッテリ駆動時間が長く、充電時間が短い

約3時間の充電で、最大60時間の連続稼働が可能。モバイルキーボードにしては大容量の750mAhで、出張や旅先でも安心。モバイルキーボードの信頼性って、バッテリの駆動時間だと思うんですよね。

満充電まで約3時間も待てない!って方でも、ストレスなく使えるよう、充電しながら稼働し続けられるように設計されています。もし、バッテリの劣化で寿命がきたとしても、モバイルバッテリがあれば半永久的に使い続けることが出来るわけです。

アルミボディと高耐久なキースイッチ

300万回の打鍵テストをクリアしていて、キーの耐久性が高いです。「打鍵テストなんてホントにやってんの?」って疑いましたが、実際に使用してみると分かります。激しめにタイピングしても、ビクともしないですし、キートップを取り外すにも固すぎて無理ですね。ああ、こりゃ確かに300万回の試験を通過していますわね。メーカーが高耐久と謳うのも納得ができます。

キーボードの面は「ABS樹脂」であり、割れや熱に強いプラスチック。ちょっとくらいの衝撃なら耐える。ただし、耐候性は低いので外気にさらした状態が続くと、キートップの表面が劣化するはず。劣化した部分から風化しポロポロと剥がれ、最終的にはボロボロな見た目になると思います。

・・・というのはABS樹脂の性質ですが、いまのところ大丈夫です。お天道様の直下で日光をバンバン浴びる、湿度が高い日にピニクック感覚で持ち出すなど、酷使していますがトラブルは起きていません。

ABS樹脂を採用したIC-BK08
キートップの表面は、ざらっとしている

外装にはアルミを採用していて、堅牢性が高いです。アルミニウム合金と表記されていますが、素材が分からないので耐性については不明。成人男性の胸の高さから落下しても破損しなかったので、恐らく純アルミニウムではないと思います。過信は禁物なので、不意な事故が起きないよう慎重な取り扱いが必要と感じます。

オシャレで清潔感がある

清潔感のあるモバイルキーボード
白ベースで清潔感をまとった印象

ガジェットとしての機能性を次いで、気を遣いたいところは"見た目"。人前で披露する機会があると、強く感じるはず。というか、披露しなくてもそうじゃないのかな。自転車や服、それから腕時計だって同じくらい気を遣いませんか?それと同じくらい、ガジェットにも目を向けていたほうが楽しいと思うんです。

さて、前置きが長くなっちゃったけど、IC-BK08 はオシャレで持っていて楽しいです。前述したとおり、服みたくファッションと同じ感覚で持てます。ビジネスでもプライベートでも、どこへ持って行っても恥ずかしくない。そして性別を選ばないデザインなので、誰が持っていても違和感はないです。

それから、ホワイト(シルバー)は清潔感があります。キーボード側がホワイト、ジャケット側がシルバー。医療従事者や、キッチンを連想できます。一方、ブラックは高級感があり、所有感を存分に味わえる、満足度が高いカラーです。僕は清潔感を重視したかったので、ホワイトを選びました。

まとめ

使い勝手に”やや難あり”のモバイルキーボード、IC-BK08について紹介しました。

高機能で見た目がよく、全体的なスペックは高めだと思います。使いづらい点については、何度も使って慣れていけば解決できる問題です。IC-BK08 に慣れてしまうと、ほかのキーボードは要らないなーと感じる。フルサイズのキーボードが邪魔と感じている人、小型のキーボードが欲しい人におススメできます。