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レジ打ち中に座る?過酷な労働環境を打破した大学生、日本の救世主

斜め上のトレンド担当、くまたです。

レジ打ちのバイト、しんどいですよね。私は過去にレジ打ちのパートを経験しているのでハッキリ言えるんですが、特にスーパーのレジ打ち。作業がない時間が長いと、立ち続けるだけという辛い状況になります。

そんな過酷な労働環境を打開すべく、1人の大学生が「レジ打ち中に座っても良いので?」と疑問をぶつけたことが話題になっています。

 

詳しくはこちら

レジ接客座ったままOK? 「環境改善を」イス置く店も ドンキで“専用イス”試験導入(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

レジ打ちはしんどい

なにがしんどいのか?レジ打ちの作業がないときは暇です。この暇な時間が長くなると、時計とのにらめっこになります。

「あと3時間もあるのか・・・辛い」

こんな心境になるのが精神的にしんどいです。

その他には、足が痛くなる、腰が痛くなる、肩が凝るなど身体的な苦痛を伴うことがあります。

レジだけ打っていればいいのか?といえば違います。

作業はお店によって異なりますが、袋の補充、釣銭の補充、買い物カゴの整理などもありますので、暇な時間がずっと続くわけではない場合もあります。

 

レジ打ちは忙しい

繁忙の時間帯は、とにかく忙しいです。

特売の日、ポイントアップの日、こどもの日などイベントがあると地獄のような忙しさになります。

その他には、値引きが増える夜の時間帯。半額になるとそれを狙った客が押し寄せる上に、レジの数が少ないとレジ打ちが間に合いません。

しかも、値引きシールにバーコードがあればレジ操作で困ることはありませんが、バーコードがない場合は金額を手打ちしないといけません。

さらに、クレームを言いに来る客も居ます。近くにサービスカウンターがあるので、そちらで言って欲しいのですが、店舗によっては常駐していないことがあります。レジの従業員が兼任しているパターンもありますので、多忙を極めます。

なお、お店の管理が行き届いていない場合、賞味期限が切れているものをレジに通すと、エラーとなり提供ができなくなります。サービスカウンター専任があれば引き継ぎが可能ですが、兼任だと自分で処理しないといけません。

まだまだレジ打ちの担当者がやるべき仕事はたくさんありますが、書ききれないのでこれくらいにします。

地獄ですね。

過酷な労働環境に”椅子”という助け舟

とある大学生の方が事業者に対し、スーパーやコンビニで接客業をする従業員へ椅子を提供することの重要性を訴えました。

大学生はイベントを開催し、労働組合などに訴えかけたのが功を奏したのか、あの「ドン・キホーテ」が浅草店のレジスタッフ向けに、椅子を導入したという話があります。

これでドン・キホーテ浅草店のレジスタッフの負担の削減が期待できます。そこから横展開して、各社コンビニやスーパーでも椅子を用意してあげられる世の中になると良いですね。

 

まとめ

人によっては取るに足りないことかもしれませんが、日本という国がさらなる発展をするための第一歩と見て良いのではないでしょうか。

レジ打ちが過酷な仕事であることは先ほど述べましたが、人の入れ替わりが激しい店舗を見かけます。このままではお店の存続が危ういのではないか?と不安になりますね。

一方、レジ打ちでも腰を掛けられる(座れる)のであれば、ちょっとは負担が減るので「やってみようかな?」と思う人が増えそうな気がします。

今後、無人レジが増えていきレジ打ちという仕事が減っていくのかもしれませんが、無人化して自動になる日はすぐには来ないです。

話題となった大学生の取り組みは、日本の将来を救ったと言っても過言ではないでしょう。

日本の企業は古い考え方が多く、風通しが良いとは言えない企業も存在します。古き良きという捉え方もありますが、新しい取り組みをしていくことが発展する上で不可欠なことです。

 

※本記事は下記WEBサイトの無料画像をお借りしています

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