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【Bearoam S9】疑惑の中華骨伝導イヤホン

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ゲームで骨伝導イヤホンを使いたい。Bearoam S9はaptX対応なのでApex Legendsでも使えそうだと判断して購入しました。

まず結論を書いておくと、ゲームには向いていないですよ。

 

Bearoam S9 骨伝導イヤホン

Bearoam S9

金属っぽく見えるけど、すべて樹脂でできています

Bearoam S9スペック

Bearoam S9 簡易スペック

音質について

ラップを耳に当てて音を聴いているような感じ。ぶっちゃけ音質には期待できない。特にaptXで接続したときは、電話の音声と同等の音質に。不具合なのかそれが普通なのかは分かりませんでしたが、聞くに耐えないのでゲームには向いていません。この機種のaptXが通話以外に対応していないのかもしれません。

なお、筆者のゲーミングPCはBluetooth非搭載のため、以下のドングルを使用しました。

 

音漏れについて

野外、電車内などある程度の騒音が出ているところでは問題なし。一方、静かな室内になると音漏れが顕著になります。

図書館や寝室などで使用する場合は、なるべく音量を下げたほうが良いでしょう。

分解をしていないのでハッキリしませんが、小型スピーカーの上からラバーを被せているだけのような感じ。つまり音を上げすぎると、普通のスピーカーのようになってしまうわけです。

骨伝導というよりは、皮膚伝導・・・って感じなんでしょうか。

バッテリ持ちについて

公称値どおり、6~9時間くらい持ちます。

 

メガネとの相性について

Bearoam S9を装着してみた

毛だらけでゴメン

 

筆者のかけているメガネと同化している。どうでもいいことかもしれないけど、あんまり格好良くない。『何を着けているんだネ??』と、すれ違う人々の視線が注がれる。スイッチ部が強調されすぎなんだと思います。

電源オン・オフのガイド音声が耳に残る

『電源、ハイル』(片言)『電源、切ります』(流暢な日本語)と、このように女性ガイドが話す。これなら英語でも中国語でも良かったと思うのだけど、どうしてこうなったんでしょう。僕だけが感じたのかもしれないですが、あの世の人が録音したような奇妙な感じなんです。夢に出てきそうで気味が悪いです。

2021/08/22

本製品は売却済みですが、強烈な印象なのでまだ耳に残っています。こええ。

2022/04/25

もう耳には残っていません。

サイズがデカすぎる

ヘッドバンドを頭にくっつけて装着すると、スピーカー部が耳穴から遠くなって音が悪い。耳穴に近づけると、ヘッドバンドが頭から離れてしまいブカブカになります。

この状態ではランニングはおろか、サイクリングですら使えないでしょう。ちょっとした衝撃で落下させてしまいます。

radius RK-BT100Aと相性が悪い

Bearoam S9は、radius RK-BT100Aとの相性が悪い

radius RK-BT100Aとペアしても音が出ない

このようなオーディオトランスミッターと組み合わせることはできません。ペアリング出来たとしても、音が出ません。そういう仕様です(2021/08/22追記)。

aptX対応なので、せっかくだしペアリング。・・・が、ペアリング後に音が出ない。Windows10、Android、iPadOSには問題なく接続が可能。なんでやねん。

中華製のBluetoothレシーバーとペアリングすると問題無し。

接続先にOSが入ってないとダメなのかもしれないです。

 

小売希望価格が高すぎるのが気になった

 

Bearoam S9 製品箱の裏

アフターサービス・・・

メーカー小売希望価格:15,580円(税込)

中身を知っていれば、この値段で買うことはありません。当然、これはメーカーの希望なので、小売店では1/3くらいで売られています。まあそれでも高いと感じましたけどね。

汚れがつきやすい

Bearoam S9は汚れがつきやすく、目立つ

ゴミや皮脂汚れが付着しやすい

 

技適取得済み

Bearoam S9は技適取得済み

技適マークがあるので使用してもOK

 

充電端子が剥き出し

Bearoam S9の安全性はどう?

汗かいてもビリビリはしなかった

 

まとめ

Bearoam S9のメーカーロゴはイカしてる

ブランドアピールはしっかりと出来ている

aptX対応でしたが、僕の環境では電話の音声通話と同じ音質になりました。残念ながらこれを継続使用することはないでしょう。→2022/04/25追記 これはOSの機能で解決しました。

というわけで、早々とフリマアプリへ出品しちゃいました。